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投資や副業について書くのんびり不定期ブログ

お金を増やす方法をちゃんと考えてみる 〜収入編〜

こんにちは、こーたです。

 

タイトルにもあるように今回は「お金の増やし方」について自分なりに考えてみました。

 

「お金」に焦点を当てているため、どうしても感情論で反発したくなりますが、ゆる〜く、あくまでも参考程度に見てもらえると嬉しいです。

 

お金の使い道(旅行、食事、美容etc)は人それぞれですが、お金それ自体を嫌いな人はいない、という点では大多数の人は共通していると思います。

 

では、実際にお金を増やすために何をすればいいのかを考えたことがある、又は実際に行動に移している人はどれくらいいるのか?恐らく「お金欲しいな〜。」状態のままの人も多いのではないでしょうか。

 

今回はそういう方に「お金の増やし方」について少しでも考え、行動するきっかけになれば、と思いこの記事を書くに至りました。

 

この記事を読んでいる方は学生も社会人の方もいると思うので、どちらにも役に立てるような記事を書けるように頑張ります。進め方は

です。

 

では、いきましょう。

 

資産形成の公式

まず、使えるお金(=資産)は次の公式で求めることが出来ます。

 

資産=収入−支出+資産運用×利回り

 

...資産運用??と思った方もいるかもしれませんが、これについては後ほど触れますね。とりあえず先に答えを言ってしまうと、この式から資産を増やすには

 

収入を増やして支出を減らし、高利回りの資産運用をする。

 

当たり前ですね。じゃあそれぞれどうやって増やす/減らすの!って言うのがこのトピックです。お金は欲しいけど使い方が下手かも...と思う方は最後まで見ていってくれると嬉しいです。

(ただ、結構長いので3部構成にしています。今回は収入についてです。次回以降に支出資産運用についてまとめます。)

 

収入

これは、シンプルにどれだけお金を稼ぐか、ということですよね。アルバイトと会社員で収入の形式が異なるので別々に書いていきます。

 

1.アルバイトの場合

収入=時給×労働時間

単純な図式ですね。では、収入を増やすにはどうすればいいのか。それは

  • 労働時間を増やす
  • 時給を上げる

です。アルバイトの場合、勤務日数や労働時間、職場選択の自由度が高いので収入アップは比較的簡単にできます。では、実際にどうやって収入を増やすかをもう少し細かく分析して見ていきます。

 

まず、労働時間を増やす方法についてですが、ここは簡単なのでサクッといきます。それは、「家or学校の近くでたくさん働く」ことです。移動に1時間もかけていたら往復2時間が無駄になります。それなら近場で出来るだけたくさん働いた方がコスパがいいです。

 

職場の労働時間が限られている場合は掛け持ちも効果的ですね。

 

次に、時給の上げ方は

  • 人口密度の高い地域で働く
  • 付加価値の高い仕事をする

です。他にもあるかもしれませんが大きな要素はこの2つだと思います。

 

これに当てはまらないのに高時給なアルバイトはブラックの可能性が高いです。人が来ないから高時給にして募集をかけている場合が多いので、ブラックの定義は人それぞれですが、しっかりと見極めた上で判断してください。

 

「人口密度の高い地域」と言いましたが、要は都会のことです。これはミクロ経済学の分野になりますが、簡単に説明すると

  1. 人が多い地域のお店にはお客さんも多く来る
  2. その分売上も上がる
  3. すると従業員1人あたりの売上高が高くなる(=忙しくなる)から時給も高く設定される

ということです。このプロセスによってどうしても時給に地域差が出てしまいます。

 

 

次に、付加価値の高い仕事です。

ふか - かち  【 付加価値 】

ある商品やサービスなどに付け加えられた、他にはない独自の価値   (デジタル大辞泉より引用) 

付加価値の高い仕事、とありますが注意して欲しいのが"人"によって付加価値が提供される環境で働くことです。

 

例えば、高級焼肉店と焼肉チェーン店の付加価値の主な差は"肉"です、そしてそれを焼くのはお客さんです。もしスタッフが肉を焼いて提供するサービスがある場合、時給は高く設定されるはずですが、流石にこのような強いこだわりのある店はプロが焼くため、付加価値に関わる事の出来ないアルバイトスタッフの時給は高級店やチェーンであっても変わりません。あくまで"人"によって付加価値が生み出されているかどうかがポイントです。

 

"人"によって付加価値が生み出される仕事は大きくわけて2つあると考えています。

  • 顧客の支払う金額が高い仕事
  • ホワイトカラーの仕事

です。1つ目は、家庭教師や塾講師、ブライダル、夜のお仕事などです。家庭教師や塾講師は授業準備などの時間が無給なので、やりがいはあると思いますが、コスパ的には...って感じです。また、ブライダルと聞いて「主な業務なんてレストランと同じじゃん!なんで時給高いの!?」って思う方もいるかもしれませんが、結婚式・披露宴の費用(平均およそ340万円)の内訳に「サービス料」というものが含まれています。つまりスタッフはサービス料を頂いてる以上、付加価値を提供する義務があるため、その分時給が高く設定されているという仕組みになります。それと、夜のお仕事についてですが、どうせやるならできるだけ敷居の高く高級なお店に行きましょう。知人の経験談ですが、理由は、"客層が全く違う"からです。同じ仕事内容なら、変な酔っぱらいより経営者クラスと会話する方が学べることが多いです。あとストレスも比較すると低いみたいです。

 

2つ目のホワイトカラーですが、これの直訳は「白い襟(white collar)」という意味で、対義語はブルーカラー(blue collar)です。スーツの白襟とデニムの作業服から来たと言われています。デスクワーク系がホワイトカラー、肉体労働がブルーカラーというイメージでいいと思います。ホワイトカラーアルバイトとして代表的なのはコールセンターですよね。高いコミュニケーション能力が求められる、という点で"人"によって付加価値が生み出されます。

 

これを聞くと「難しそうだから、無理だよ...」って思う方もいるかと思います。が、ここがミソです。難度の高い(=やりがいのある)仕事も高時給となるひとつの要因です。バーテンダー、通訳等のアルバイトはまさにこれに当てはまります。通訳は語学力が必須なので例外ですが、大体の仕事は所詮アルバイトなので相当過酷なブラックバイトでない限り誰にでも出来ます。なので、臆すること無くチャレンジしてみましょう。ダメなら辞めても大丈夫です。

 

まとめると

"都会で付加価値の高く、やりがいのある仕事"

これを満たす仕事がベストだと考えています。

 

少し余談です。「楽で高給なバイト」はありますが、惰性でお金を稼ぐのは勿体ないかな、と思います。どうせ同じ時間働くなら、お金に変えれない経験もついでにゲットできた方がお得ですよね。付加価値の高い仕事に従事していると仕事を通して学ぶことが非常に多く、質の高い社会経験が出来るのでオススメです。インターンや留学などもありますが、アルバイトは、自分の身をレベルの高い環境に投じ、自己成長に繋げるための最も簡単な方法だと思っています。なにより、そのような環境にいる周りの人のレベルも高いので、自分の価値が相対的に上がります(もちろん個人の努力量によりますが)。 

 

...じゃあ、一体自分の価値はどうやって決まるのか?

あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。

──Jim Rohn

日本でいう「朱に交われば赤くなる(意味 : 人は環境や他人によって多大な影響を受ける)」ですね。もし、「今の環境に満足出来ていない」「もっと高みを目指したい」「今の生活が楽しくない」などと悩む方は思い切って環境を変えて、付き合う人を変えてみるといい方向に転がるかもしれませんね。

 

少しのつもりが長くなりました。次に行きます。

 

2.会社員の場合

まず、会社員の収入は

収入=基本給+諸手当+ボーナス+副業収入

となります。収入を増やすためにはこの4つを増やせばいい、という仕組みになります。

 

とは言うものの簡単に増やせないのが現実です...外資系やベンチャーのような実力主義が浸透している会社であれば話は別ですが、日本の会社の多くはまだ年功序列によって賃金上昇カーブは抑えられています。更に、インセンティブや業績連動型賞与は変動が激しく不確実性が高いので、本業のみで"安定した収入"を増やすには転職によってキャリアアップをする必要がありますが、これについて書くと知識・経験不足で大した事が書けない&公務員系の方には当てはまらないため省略します。"今から"できる事となると、収入を増やすにはこれからは副業が鍵になってくると思っています。

 

副業について考える

やっと働き方改革によって副業が解禁されましたね。2018年は副業元年と呼ばれるほど、社会的インパクトの大きい年でした。ここまでは知っている方もいるかと思いますが、改めて副業について詳しく見てみます。厚労省のHPに副業について記載されていましたが、表現が堅苦しいので噛み砕いてまとめました。

「労働時間外なら、予め言ってくれれば副業はしていいよ。ただし、本業に支障をきたしたり、会社の秘密を漏らしたり会社の評判や利益を下げるようなことは禁止ね。」

詳しくは→厚生労働省「モデル就業規則https://www.mhlw.go.jp/content/000496428.pdf

という事です。公務員の場合は、更に制限が厳しくなり「公益性の高い事業のみ」副業が認められています。つまり社会貢献してるならOKてことですね。例えばNPO法人や介護などの有償ボランティアや地元のクラブチームのコーチ辺りが挙げられます。一応他にも講演会の講師や執筆活動、家業の手伝いなどといった抜け道もありますが、少数派な気がしますね...

 

これだけ見ると副業って中々手を出しにくい印象があります。公務員の中でも特に教員や省庁勤務等の国家公務員は労働時間が他の職業に比べ長いので隙間時間に副業なんて出来ないという方も多いと思います(公立学校の常勤教員は副業自体NGでした)。そういった方でも資産運用に関しては比較的簡単に始めることが出来ます。資産運用は株やFX、投資信託、不動産投資、ちょっと前に話題になった仮想通貨などがありますが、これらは個人的に副業という感覚ではなく、むしろこれからの時代は積極的に行うべきだと考えています。資産形成の公式からも収入と資産運用は別ジャンルなので、これについての細かいことは3回目の記事でまとめたいと思います。

 

話を戻します。

 

とはいえ、

副業になかなか手をつけれない理由

  1. 時間が無い
  2. お金が無い
  3. 経験・知識がない
  4. リスキーに感じる

1~3の物理的要因、4の感情的な要因によって始めれない方が多いと思います。

「こんだけ阻害要素があるなら出来るわけないじゃん!」

と思いがちですが、これらの"制限"を逆転の発想で捉えてみます。案外"制限"がある方が意思決定がスムーズにできる場合が多いです。長期休みはダラダラして、予定が詰まってる方がテキパキ動けたりするのは、こういう理由だからみたいです。

 

では、逆の発想で"制限"を"条件"に変えて実際に書き出してみましょう。

副業を始めるためには

  1. 副業にかける時間を出来るだけ0にする
  2. ローコストのものを選ぶ
  3. 専門性が無くても大丈夫なものを選ぶor今あるスキルを活かす
  4. ローリスクのものを選ぶ

人によって条件の組み合わせは変わると思いますが、とりあえずこの4つが全て満たされていればかなり始めやすくなりそうですね。副業の最終形態はこの4つの条件が全て外れた時だと思っています。リターンを得るにはリスクも必ずついてきます。出来るだけリスクを減らして、取るべきリスクを見定める知識と経験を身につけるのが今の目標です。楽して稼げる!という文言には騙されないようにしましょう。情報弱者から脱却するためにも徹底的に調べる癖を付けないといけないですね(言い聞かせ)

 

1.副業にかける時間を出来るだけ0にする

極端な例をあげると、仕事終わりにそのままコンビニでアルバイトをする。といった副業は除外されます。出来るだけ楽をして稼ぎたいのが本心なので、副業時間を出来るだけ0にしてお金を稼ぐとなると

  • 不用品を売る(メルカリ、ラクマ等)
  • シェアビジネス(カーシェア"Anyca"、借地等の所要物)

辺りです。もし副業に時間をかけてもいい場合は

  • UberEATS(まだ発展途上でライバルが少ないので比較的稼ぎやすいと思います)
  • セドリ(転売)
  • 治験
  • クラウドワークス(ゲームでいうクエスト。仕事案件があってそこから好きな仕事をこなしてお金を貰うシステム)

など、選択肢はかなり広がります。

 

2.ローコストのものを選ぶ

お金を稼ぎたいのに、出費が発生したらその分の利益はマイナスになってしまいます。当たり前ですが、この条件は外したくないですね。例として

等など。ローコストで稼げる額には限界があるので、もっと稼ぎたい!と考える中級者以上になればこの項目は自然に消えると思います。

 

3.専門性が無くても大丈夫なものを選ぶor今あるスキルを活かす

誰でも簡単に始めれる、又は自分の能力を直接お金に変えることが出来ればストレスフリーに副業が行えます。

  • 軽作業・単発アルバイト
  • 資料作成
  • 家事代行
  • インスタグラマー

等など。ココナラ(coconala)というアプリは個人のスキルやノウハウ等を売買するフリマアプリなので、売りたい/買いたい方は使ってみてもいいかもしれません。「転職のコンサルタントします!」みたいな面白いのもありました。この項目の理想は「専門性を活かす副業」にすることですね。何かを突き詰めることで専門性は身につくので、この項目を理想へ変化させるのには時間と根気が必要になりそうです。

 

4.ローリスクのものを選ぶ

これに関しては、報酬が約束されている(やった分お金になる)仕事や、損失が少ない仕事が当てはまります。多くの副業の仕事はこれに当てはまると思うので、逆にミドル〜ハイリスクのものを挙げてみます。

  • セドリ
  • FX
  • 不動産投資(※追加)

です。セドリは仕入れる物にもよりますが、戦略的知識の不足により、在庫を抱えるリスクや不人気商品の仕入れ、偽物の購入等があるのでミドルリスクにしています。FXは知識と経験が伴っていないと損失を生む可能性が高いのでは...と感じています。恐らくしっかりと勉強すればリスクは減らせるとは思いますが、「今この瞬間に始めて稼げるのか?」と言われた場合に「Yes」と答える自信が無いためハイリスクにしました。不動産投資はどこまで深く関わるかでリスクは変わりますが災害の国である以上、不確実性が高く手を出しにくい印象があります。少子化で人口減少の真っ只中ですし、始めるにもそれなりの元手も必要ですしね。

 

参考にした副業のサイト一覧です。

 

副業一覧 | Warajee(ワラジー)

投資や流通、簡単作業など副業がジャンル分けされているので、興味のあるものが見つけやすいです。

 

【2020年最新版】副業ランキング一覧 | 専業主婦が手にした副収入を検証! | 熱血!副業部

サラリーマン、教員、学生、高齢者などにそれぞれ適した副業が紹介されているので、今の自分に適した副業の種類を知るという最初の導入としてはオススメかと思います。

 

 

おすすめが一目でわかる!100種以上の副業 一覧完全ガイド | お金の法則|お金に関する最高のメディア

ネット系/労働系/投資系とジャンル分けされていて、それぞれに収益性・簡単さ・時間・安全性の評価が記載されているので自分が副業のどこに重きを置いているのかハッキリしている方はオススメです。

 

まとめ

だいぶ長くなりましたが、「収入を増やすために何をすればいいのか」についての現時点での考えは以上になります。日々アップグレードしないと、と思っているので、これからも調べ倒していきたいと思います。この調子で支出と資産運用を書くとだいぶ時間がかかりそうですが、需要の有無関係なしにとりあえず書いていきます。

 

ちなみに、自分もまだ資産運用を除く副業はしていないので、色々調べている段階です。もしやり始めたらTwitterInstagramで発信しようかな、と思っています。

 

意見や感想、SNS等でシェアをして頂けたらモチベーションになるので是非!

 

では、また次回の記事で。

次回【支出の減らし方】